自分たちの手でお味噌作り


今日は「土と暮らす」さん主催のワークショップで、

「土と暮らす」さんが栽培したこだわりの、

自然農法のお米(米麹)イセヒカリと、大豆の里親さんと一緒に育てた自然農法の大豆(フクユタカ)、

そして槙天さんの天日塩を使って、自分たちの手でお味噌を作ってきました。

 

これだけの本物をそろえた素材を使って、自分たちでお味噌を作れるなんて、なんて贅沢😊✨

みんなで協力して、大豆を潰したり、米麹とお塩を混ぜたり、

一人ですると孤独で大変な作業ですが、わいわいと言いながら本当に楽しく作ることが出来ました😊

途中途中で、大豆を煮る時の注意点や、塩麹の作り方等も教えてもらう事ができて為になりました☆

 

お味噌が完成してからは、お昼ご飯に、自然農法のお米、手作りお味噌汁、自家製のお漬け物、お野菜の酢みそ和え、そして「土と暮らす」さんの甘酒を一緒に頂きました。あったかい味で身体にじ〜んと染み渡るようで、本当に美味しかったです。お代わりまでしてしまいました。笑 

作ってくれた皆様…ありがとうございます😊ごちそうさまでした。

 

 

自然農法で作物を栽培するということは栽培技術はもちろんのこと、社会的な認知度を含めて考えても本当に大変な取り組みです。消費者の皆さんは、きれいで安価な作物を好んで買います。私はみかんを低農薬で栽培し防腐剤も撒きませんが、それを市場に出しても慣行栽培の作物とは同じ土俵で勝負できません。そもそも、同じ米や野菜や果物だとしても、農家さんの考え方も違えば作り方も全く異なるので、同じ所に並べられて、同じような価格で提供というのは本来はおかしなことだと感じています。それに自分の栽培方法をアピールしたくても、無農薬や自然農法の表示の仕方には、たくさんのルールがありすぎてすごく難しいです。もっともっと違った栽培方法に対してそしてその栽培方法にどんな意味があるのか、社会や消費者の皆様のもう少し深い理解があればなぁと多々思います。

 

 

消費者のみなさんは、どうしても見た目や安さで商品を選びがちです。しかしそこに、それらは安心安全な食べ物かどうかの思考は働きづらいです。目に見えないからわかりにくいのです。だから、消費者のみなさんも自分の為に、そして地球の為に、しっかりとした正しい知識を得て、みんなでいい社会作りができたらいいなと思います。それは農家だけが変わっても目指せないのです。消費者のみなさんが変わってくれることで始めてまわり出すことが出来ると思っています。

 

 

自然農法や無農薬で頑張っている農家さんを、私は同じ農家としてすごく尊敬しているし、

出来るだけ応援したいと思っています。

自分の事だけでなく、自然や社会を思いやった農家が増えたらなと願っています。

でも、まずは私自身がそんな道を模索しないといけないなぁと思いますが、本当にいろいろ難しいですね。

「言うは易し行うは難し。」です‥。頑張ります!

 

 

 

ということで、お味噌が発酵を終えて食べられるのが5月頃らしいので、それまで楽しみにワクワク♪待ちたいと思います😍😍😍

今日は、ワークショップで一足先に完成しているお味噌を分けて頂いたので、そのお味噌を使って、丁寧に出汁を取りお味噌汁を作りました。それがほんとーに美味しくて、自分たちの手で作る無添加のお味噌がこんなにも美味しいなんて‥‥と心から感動しました。もう手作り以外のお味噌が食べられなくなりそうです。みなさんもぜひ一度チャレンジしてみて下さい♪♪♪

 

 

 

 

 

 

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コメント: 4
  • #1

    かぜた (火曜日, 02 2月 2016 22:32)

    美味しそうですね!!
    自然農法の食べ物がどれ程美味しくて優しいのか興味が湧きました。
    5月が楽しみですね!!

  • #2

    Kenji Kawai (水曜日, 03 2月 2016 10:25)

    ミカン売り場の自生産品を置く所で,工夫した表示やポスターを掲げましょう。生産方法や特徴(農薬の使用程度,食べ頃,保存の注意点など)を,正直に伝え続けると,ファン獲得や消費者啓発につながるかも知れませんよ。

  • #3

    河見祐里子 (水曜日, 03 2月 2016 22:06)

    かぜたさん自然農法について興味をもって頂いてありがとうございます。
    地球にも自然にも、そして私たち人間にも優しい食べ物です。
    ぜひ機会があれば食べてみて下さい!!

  • #4

    河見祐里子 (水曜日, 03 2月 2016 22:09)

    川合先生コメントありがとうございます!
    産直市が許可をもらえたら、来シーズンは詳しい情報をいろいろ表示してみようと思います。
    意識の高い消費者さんに興味を持ってもらえるかもしれないですね!